<北京五輪・関連>日本の北島、韓国のテファンが金メダル、「中国は彼らに何を学ぶべきか」―中国メディア

Record China    2008年8月11日(月) 14時32分

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8月10〜11日、男子競泳で北島康介選手や韓国のパク・テファン選手が好成績を上げ、中国の張琳選手もそれに追随した。中国では日韓の健闘を讃えるとともに、中国競泳界躍進の予感と報じている。写真は10日、男子400m自由形で銀メダルを獲得した張琳選手。

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2008年8月11日、男子競泳で連続して好成績を上げた日本や韓国を「同じ東アジアの仲間として喜ぼうではないか」との報道が中国国内にも躍っている。中国大手ポータル・新浪(sina.com)のスポーツ版が伝えた。

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10日、若干19歳の韓国人選手、パク・テファンが男子400m自由形で優勝、韓国競泳界に初の金メダルをもたらした。続く11日、今度は北島康介選手が男子100m平泳ぎで世界新をマークして優勝を果たした。パク選手は試合後、「この勝利が“アジアの競泳は弱い”という偏見を打破してくれることだろう」と語り、北島選手は、試合前に予告した「世界記録更新」を達成、見事に有言実行の男となった。同記事では2人の戦績を手放しで褒め称えるとともに、「彼らの強さの秘密は何か?中国は彼らに何を学ぶべきか?」としている。

競泳は特に「科学的アプローチ」が追及されるスポーツ。日本体育大学など、日本の各スポーツ機構は競泳の技術的分析に研鑽を重ねており、近年目覚ましい成績を上げている。中国もそれに倣って、これまでにも関係者による日本研修などを幾度も行っている。90年代初頭以降になってそれが実を結び、中国の実力が台頭すると、今度は日本も中国からも学ぶ形で、日中による合同練習や技術交流が盛んに行われている。

そんな中、中国の選手も銀メダルという好成績を出した。前出のパク選手が優勝した男子400m自由形で、張琳(ジャン・リン)選手が悲願の2位につけた。本人は「まだ実力不足ではあるが、このような結果を出すことができてうれしい」と謙虚なコメントをしているものの、中国競泳界に大きな希望を与えるニュースとなった。記事では「かつて日本がメダル圏をほしいままにしていた競技、たとえば体操や卓球、女子バレーなどは、いまや中国の“お家芸”となっている。この勢いで男子競泳も世界の強豪入りできればいいのだが」と結んでいる。(翻訳・編集/愛玉)

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