<北京五輪・関連>チケット完売でも空席、「観客の権利尊重」で?―北京五輪委

Record China    2008年8月12日(火) 10時18分

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8月10日、北京五輪組織委員会は一部競技場のスタンドで空席が目立つ状況について、「観客の権利を尊重している表れ」と説明。観戦は、チケット購入者次第だというが。写真は10日、北京首都体育館で行われたバレーボール、アメリカ対ベネズエラ戦。

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2008年8月10日、北京五輪組織委員会は定例記者会見の席上、一部競技場のスタンドで空席が目立つ状況について「観戦チケットを購入した観客の権利を尊重している表れ」と説明。「中国新聞網」が伝えた。

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記者会見では、「観戦チケットは完売しているにもかかわらず、観客席に空席が目立つのはなぜか?」との質問を受けた同組織委執行副主席兼秘書長の王偉(ワン・ウェイ)氏は、「これは我々にとって挑戦すべき課題であり、解決に向けて現在検討を重ねている」と発言。「空席の中には、スポンサー企業やメディア、VIPのための予約席が含まれており、これらの人々が実際に観戦するかどうかは予測できない」と説明した。

また、一般枠の観客席についても王氏は、「チケット入手困難という報道にあおられて『何でもいいから、とにかく買っておこう』と購入したチケットが人気のない試合の場合や、他人からプレゼントされたチケットが見たい試合ではなかった場合などは、観客が競技場に足を運ばないケースもある」と説明。同時に王氏は「これは大変複雑な問題だが、なんとか解決方法を見つけたい」と話した。(翻訳・編集/本郷)

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