2008年8月10日、北京五輪開会式の総指揮をつとめたチャン・イーモウ（張芸謀）監督がこのほど、北京国際プレスセンター（BIMC）で行われた会見に登場した。大洋網が伝えた。

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今回、北京五輪とそれに続くパラリンピックの開閉会式を手がけているチャン監督は、まず最初にして最大の難関・開会式を見事に成功へ導き、満面の笑顔。演出について、「われわれのチームに100点満点をあげたい。あれほど大規模な演出は世界で初めて、しかも今後10年は誰も超えられない出来栄えだろう。あの複雑な演出構成は、映画1本の10倍以上と思う。我々のチームに誇りを感じる」と、喜びを語っていた。

事前に心配された開会式当日の天候については、「神様に心から感謝したい」とコメント。さらに演出内容や聖火の点火をつとめるランナーについて、徹底した秘密管理が行われたことにも、「非常に満足している」と話していた。

開会式終了後は、「一度ゆっくり眠りたい」と苦笑いを浮かべたチャン監督だが、次は閉会式に向けて多忙続き。閉会式の見せ場について、「何と言っても聖火の消灯」というチャン監督は、「ものすごい盛り上がり場面を、ぜひ期待して欲しい」と自信を語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）