<北京五輪・関連>開会式を12時間遅れで放送、視聴者はカンカン―米国

Record China    2008年8月11日(月) 15時6分

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10日、北京五輪の放送権を持つ米NBCテレビが、開会式の模様を生中継ではなく12時間後に録画放送したことで、米国の視聴者からクレームが殺到しているという。写真は街頭ビジョンに映し出された開会式に見入る上海市民。

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2008年8月10日、北京五輪の放送権を持つ米NBCテレビが、開会式の模様を生中継ではなく12時間後に録画放送したことで、米国の視聴者からクレームが殺到しているという。広州日報が伝えた。

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米NBCは米国で唯一、北京五輪の放送権を持つ。開会式が行われる北京時間夜8時は、米国では早朝の時間帯。そのため「商業上の戦略」を理由に、12時間遅れの同日夜のゴールデンタイムに録画放送が実施された。これに対し米国の視聴者はカンカン。新聞各社のウェブサイトでは開会式終了後、早くもダイジェスト版を報道するなど、視聴者は開会式を見る前からすでにその概要を目にすることとなってしまったのだ。

米NBCテレビの広報担当者は「時間帯をずらすことで、より多くの視聴者を取り込むことができ、スポンサーの利益も保証される」と話す。だが、インターネット社会の現代において「NBCのやり方はまるで1950年代のよう」と批判する視聴者が後を絶たないという。(翻訳・編集/NN)

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