人民網日本語版 2017年12月6日(水) 20時30分
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ジムに置かれているジム器材が有害なバクテリアの温床となっており、その数はトイレの便座の数十倍に及ぶケースもあることが分かった。資料写真。
フィットネスサイト・Fitratedの研究によると、ジムに置かれているジム器材が有害なバクテリアの温床となっており、その数はトイレの便座の数十倍に及ぶケースもあることが分かった。英紙「The Chinese Weekly」の報道を引用して中国新聞網が報じた。
研究者がスポーツジム3カ所に置かれている27種類のジム器材からサンプルを採取し調べたところ、ランニングマシンやエアロバイク、ダンベルなどから大量のバクテリアが検出され、1平方インチに100万個確認された。うち、70%が病気や皮膚感染の原因になる有害なバクテリアだった。
最も多いバクテリアは肺炎や敗血症の原因となるグラム陽性菌だ。
エアロバイクやダンベルなどにはバシラスが多く付着しており、目や耳、呼吸器などの感染症のリスクが高まる。
平均値を見ると、ダンベルに付着したバクテリアの数はトイレの便座の362倍で、ランニングマシンに付着したバクテリアの数は公共トイレの水を流すレバーの74倍だった。
除菌ティッシュなどを使えば、バクテリアに接触する確率を大きく下げることができるが、英誌「CLINICAL JOURNAL OF SPORT MEDICINE」に以前掲載された研究結果によると、風邪の原因となるライノウイルスは、除菌ティッシュで除菌するのは難しいという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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