2008年8月8日、江蘇省南京市の交通管理部門は信号無視に新たな罰則を導入した。なんと違反者はその場で交通整理員として働かなければならないという。9日、新華社が伝えた。

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8日午後、南京市のある交差点で一人の中年男性が赤信号を無視して渡ろうとした。これを見逃さず交通警察が男性を呼び止めた。男性に示された罰則は三種類。罰金か、会社への連絡か、それとも交差点で交通整理員として働くかのどれかを選ぶことになる。男性は交通整理員を選択、次の違反者が見つかるまでの15分間、小旗を振りながら横断歩道を監視した。

南京市では先日、信号無視に対して会社へとの連絡という新たな罰則を導入したが、無職だと言い張り連絡先を明かさないケースがほとんど。そこで新たな罰則を導入したのだという。違反者のほとんどはばつの悪さからか交通整理員になることを拒否しており、交通ルール違反の罰則としては効果てきめんだとか。（翻訳・編集/KT）