2008年8月9日、フランスの経済紙「レゼコー(Les Echos)」の報道によると、北京五輪は今年の世界の広告業界に6．7％の成長をもたらし、市場規模は4856億ドルに達するという。「新華社」が伝えた。

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また、中国の広告業界への貢献度はさらに大きく24％増、市場規模は420億ドルになるとしている。

さらに同紙は、国際五輪委員会(IOC)マーケティング局のマイケル・ペイン元局長の話として「企業の北京五輪に対する注目度は、過去のどの大会をも超えている。多くの多国籍企業は、五輪を中国市場におけるブランドイメージ確立の絶好の機会と捕らえている」と紹介。

五輪公認スポンサーの協賛額は過去の大会の記録を更新した。北京五輪委員会との契約によるスポンサー企業は中国銀行、チャイナモバイル、アディダスなど、協賛総額は10億ドルに。また、IOCとワールドワイドパートナー契約を結んだ企業の協賛金額は、アテネ大会の45％増の8．66億ドルに達したという。

一方、日本の広告業界では、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の主要メディアへの広告出稿が減っており景気の悪化が要因とみられている。（翻訳・編集/HA）