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体外受精で53歳の高齢出産、倫理観いろいろ中国の体外受精事情

配信日時:2008年8月9日(土) 20時16分
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2008年8月5日、江蘇省南京市で53歳の女性が体外受精による出産に成功した。体外受精技術の発達は不妊に悩む夫婦にとっては福音であるが、倫理的問題を残しているだけに大きな議論を呼んでいる。写真は海南省で行われた体外受精手術。
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2008年8月5日、江蘇省南京市で53歳の女性が体外受精による出産に成功した。体外受精技術の発達は不妊に悩む夫婦にとっては福音であるが、倫理的問題を残しているだけに大きな議論を呼んでいる。8日、新華日報が伝えた。

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高齢出産に成功した女性はかつて子どもがいたが、20歳と若くして亡くなった。夫婦は再び子どもを作ることを望んだが、年齢が高く不妊に悩んでいた。昨年末、5回目にしてようやく体外受精に成功、このたび出産に成功した。

専門家によると体外受精はすでに成熟した技術で、不妊治療の有効な対策になっているという。中国では1990年代に普及し、すでに100か所以上の医療施設が体外受精技術を備えている。南京市だけでも年に4000〜5000人の子どもが体外受精によって生まれている。

一方で高齢出産は妊婦に大きな負担をかけ、障害児が生まれる可能性も高まる。また両親と子どもの年齢が離れすぎた場合成長に影響するのではないか。両親の精子、卵子が使用できない場合にどのように調達するのか。生物学的な親と育ての親が異なる場合の法律的、倫理的問題はどうするべきか、など積み残された課題が多い。(翻訳・編集/KT)

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