「習近平のぜいたく禁止8カ条」違反で処分、過去5年1日平均140人超―米華字メディア

Record China    2017年12月3日(日) 15時30分

拡大

2日、中国共産党が党員や官僚の職務規定として掲げたいわゆる「習八条(ぜいたく禁止令)」に違反して処分を受けた人数が、この5年間で1日平均140人以上に上ることが分かった。写真は中国共産党の反腐敗ポスター。

2017年12月2日、米華字メディアの多維新聞によると、中国共産党が党員や官僚の職務規定として掲げたいわゆる「習八条(ぜいたく禁止令)」に違反して処分を受けた人数が、この5年間で1日平均140人以上に上ることが分かった。

習近平(シー・ジンピン)総書記が主催する中共中央政治局会議は12年12月、(1)調査・研究の改善、(2)会議活動の簡素化、(3)書類の簡略化、(4)訪問活動の規範化、(5)警備作業の改善、(6)ニュース報道の改善、(7)草稿発表の厳格化、(8)勤勉・節約の奨励からなる「中央八項規定」を正式に決定した。同規定は「習八条」とも呼ばれている。

多維新聞によると、党中央規律検査委員会は2日、「中央八項規定」実施5年間の成果報告を発表。それによると、12年12月から17年10月までに同規定に違反した案件は19万3168件に上り、26万2594人が処分を受けた。

内訳は、公金による飲食に関する違反が1万6615件、公金による国内旅行に関する違反が7574件、公金による海外旅行に関する違反が779件、公用車の管理・使用に関する違反が3万5597件、冠婚葬祭に関する違反が1万9469件など。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携