2008年8月7日、中国新聞網によれば、オリンピック開幕まで残すところ1日となり、開会式に出席する各国来賓の訪中がピークを迎えている。オリンピック開催期間中は、中国の政府指導者や閣僚と各国首脳との間で会見が行われることになっており、「五輪外交」が正式にスタートしたかたちだ。

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中国外交部によれば、世界各国・地域から80名以上の来賓が中国を訪れることになっており、胡錦濤（フー・ジンタオ）国家主席、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相など中国の政府指導者がアメリカのブッシュ大統領、日本の福田康夫首相、ロシアのプーチン首相などと、7日から5日間で約70回もの会見を行う予定。これだけ大規模な会見予定は過去に類を見ないことで、世界の過半数を超える主要国の要人と会見が行われる。プーチン大統領は、前国家主席の江沢民（ジャン・ザーミン）氏との会見も予定されているという。

会見は、公式な会見形式のほかにも、食事会やパーティなどの形式でも行われ、日本の“永田町”にあたる「中南海」や国会議事堂にあたる「人民大会堂」でも会見が行われるという。（翻訳・編集/岡田）