ミャンマー外交トップ、中国に接近=ロヒンギャ問題で助言求める?―中国メディア

Record China    2017年12月2日(土) 11時10分

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30日、長安街知事によると、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が同日、中国を訪問した。

2017年11月30日、長安街知事によると、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が同日、中国を訪問した。ミャンマーと中国の外交トップの会談は、今年8回に達し、両国は接近を強めている。

スー・チー氏は同日から北京で開催される世界の政党指導者とのハイレベル対話に出席する。ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ問題などについて、中国の指導部と協議する見通しだ。スー・チー氏の訪中は、自らが率いる国民民主連盟(NLD)政権が昨年3月に発足して以来3回目。

ミャンマー外交トップが中国指導部と会談するのは、今年春以降で8回に達している。11月には中国の王毅(ワン・イー)外相がミャンマーを訪問。スー・チー氏とも会談した。

スー・チー氏の中国接近は、今年8月以降悪化するロヒンギャをめぐる問題解決の糸口を探るためとみられている。先月の王外相との会談から半月もたっていない段階での訪中で、中国外交部報道官もスー・チー氏の訪中について、定例記者会見で3日続けて言及した。日本メディアの中には、スー・チー氏が「ミャンマーへの経済進出をにらみ、人権問題では踏み込まない中国に近づいている」と指摘する報道も出ている。(翻訳・編集/大宮)

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