外国人の違法就労、犯罪事件が増加―広東省

Record China    2008年8月6日(水) 10時55分

拡大

4日、広東省で外国人による詐欺、強盗、窃盗や麻薬取引などの犯罪が増加しているほか、違法就労も増加傾向にある。同省警察当局が明らかにした。写真は広東省珠海市。

(1 / 4 枚)

2008年8月4日、広州日報によれば、広東省で外国人による犯罪が増加しているほか、違法就労も増加傾向にあると、広東省警察当局が明らかにした。

その他の写真

省警察当局の発表では、広東省から出入国する外国人は年間約900万人で、2007年に一時滞在の手続きを行った外国人は182万人、在留許可の手続きを行った長期滞在の外国人は5万7316人。統計によれば、1日平均で2万4000人もの外国人が同省から出入国していることになる。

省警察当局が明らかにしたところによると、2007年に同省で「三非」(違法入国、違法滞在、違法就労)により取り締まりの対象となった外国人は7000人以上に上り、うち約700人が拘留された。とくにベトナム人の「三非」が増えているという。

省出入国管理部門によれば、「三非」の9割が違法滞在。オリンピック期間中に多くの外国人の入国が予想されるが、違法行為を発見したら通報するように呼びかけるとともに、外国人に住居を貸す場合には届け出が必要で、違反者には警告または500元(約7500円)以下の罰金が科せられると注意を促している。

また、「三非」以外にも、外国人による詐欺、強盗、窃盗や麻薬取引などの刑事事件も急速に増加しているという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携