「北京国際贅沢品展」開幕、市場開拓を狙う外国企業―北京市

Record China    2006年8月27日(日) 16時29分

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中国の市場を狙う外国ブランド企業が、さまざまな贅沢品を出品した。

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2006年8月25日、注目の「2006年北京国際贅沢品展」が、北京飯店の黄金ホールで開幕した。今回の展示会は場所が制限されているため、組織委員会は開幕式に出席するVIP客に対して厳格なコントロールを行い、開幕式VIP入場券も実名入りのものが配られた。2万元(約30万円)でこの入場券を買う人も出たというが、組織委員会は入場時に厳しくチェックを行った。世界にある贅沢品のうち、99%は欧米のものだ。贅沢品は徐々に中国の金持ちの間に浸透してきているため、欧米の各企業は裕福な中国人をきわめて大事な顧客と予想し、今回の展示会開催の運びとなった。中国であまり知られていないトップクラスのブランドも、今回の展示会に参加している。ドイツのヴィースマン社のスポーツカーはその1つ。この車は優れた技術をもってすべて手作りで作られており、かつ500台の限定販売とされている。同企業は北京今回の国際贅沢品展に商品を展示し、中国の市場を開拓する狙いだ。その他にもベルギーのDIAFUEGO社や、オランダの高級自動車会社も参加している。中国の経済は急速な発展を見せ、新たな富裕層も現れている。ある調査によると、中国はすでに米国、日本に継ぐ、世界第3の消費国となったといわれ、さらに10年後には日本を上回ることが予想されている。中国では贅沢品を使うという伝統は失われていない。歴史上、中国は世界をびっくりさせるような多くの贅沢品が出た。中国のこの市場に、多くの国際贅沢品の販売者が狙いを定めているのだ。中国はすでに世界の製造大国になっているものの、自国のブランド製品は少ない。最も肝心なのは、有名ブランド品が不足していることだ。ブランド問題はすでに中国市場の重要な問題の1つとなった。今回の展示会には300以上のメディアが殺到し、この件に対するメディアの関心の高さには想像を超えるものがある。

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