<ウイグル襲撃><続報>「北京の安全対策は十全」、組織委が見せる自信―北京市

Record China    2008年8月4日(月) 17時45分

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4日朝、新疆ウイグル自治区カシュガル市で国境警備隊が襲撃され、警官16人が死亡、16人が負傷した事件を受けて、北京五輪組織委員会のスポークスマンが改めて、安全な五輪開催を強調した。写真はカシュガル市。

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2008年8月4日朝、新疆ウイグル自治区カシュガル市で国境警備隊が襲撃され、警官16人が死亡、16人が負傷した事件を受けて、北京五輪組織委員会新聞宣伝部の孫偉徳(スン・ウェイダー)部長は、「五輪の安全対策は充分に整っている」と発言した。中国新聞社の報道。

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事件は国境警備隊による集団早朝訓練時に発生した。隊員らが施設に戻ったところを、犯人の2人組が運転する車両が襲撃、持っていた手榴弾を施設内に投げ入れた。その場で16人の隊員が死亡、16人が負傷した。事件後、犯人2人はすぐに取り押さえられている。同自治区は少数民族のウイグル族が多く居住し、中国からの独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動(EITM)」が活動しているため、北京五輪を目前に控え、厳戒態勢が敷かれていた。

同日行われた記者会見上で、北京五輪組織委のスポークスマン・孫偉徳(スン・ウェイダー) 新聞宣伝部長は、事件について「現地当局と連絡をとり、状況把握に努める」としたうえ、「中国政府、北京市および北京五輪組織委は五輪開催期のセキュリティー問題を非常に重視しており、有効な指揮系統を構築している。反テロ対策を含めた安全対策について、過去の五輪開催国との協力関係を強めている」と発言した。北京市では競技場や選手村を中心にセキュリティー施策は十全で、必ずや平和裏に五輪開催を完遂すると改めて強調した。(翻訳・編集/愛玉)

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