2008年8月4日、国際オリンピック委員会（ICO）はウェブサイトで、北京五輪期間中に新しく4人の選手委員を選出すると発表した。候補者30人の中には陸上の劉翔（リウ・シアン）選手の名前もあり、注目を集めている。当選すれば、中国本土から第1号の選手委員誕生となる。「競報」が伝えた。

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IOC選手委員を決める投票は8月5日から、北京を含む五輪開催7都市で行われ、8月19日に締め切られる。候補者は30人。中国代表チームは今大会、史上最多の639人が参加しているため、劉選手の当選に期待がかかっている。だが、締め切りまでに劉選手は準決勝にも至らず、先に競技を終えて金メダルを獲得した選手と比べると人気獲得に不利なのでは、という声も聞かれる。当選結果は21日午後2時の発表。

IOC選手委員の任期は8年で、自動的にIOC委員も務めることになる。劉選手は、アテネ五輪110メートル障害の金メダリストで「アジアの昇り龍」という異名を持つ。（翻訳・編集/NN）