2008年8月4日、北京日報によれば、北京オリンピックを目前に控え、中国国旗の売れ行きがかつてないほど好調だ。唯一の北京オリンピック公式国旗製造会社である北京京工紅旗廠では、現在までに生産した各国の国旗、オリンピック旗は約4万枚、この1か月で中国国旗の販売数は通常の30倍にものぼっているという。

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市内には至る所に中国国旗が飾られている。マイカー族にとっては、愛車に国旗を飾るのが流行している。また、各地の繁華街や、通りに面した会社、学校、ホテルなど、いずれも入り口には国旗がはためいている。値段が1〜数十元程度の小旗はとくに人気で、生産が追いつかず、予約が必要なほどだという。

一方、国旗の人気を受け、品質の悪い国旗も多く出回っており、車に設置しても、走行中に外れてしまうような粗悪品もあるという。国旗は大きさ、色、縫製など、製造から販売まで、法によって定められた基準があり、違法な国旗の製造・販売に注意が促されている。（翻訳・編集/岡田）