泥棒と戦った勇敢なイヌ―重慶市

Record China    2006年8月26日(土) 15時8分

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手術を行い、レンゼの背中の傷口を縫い合わせる。

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2006年8月24日の午前11時、重慶(じゅうけい)市沙坪ハのあるペット病院で、息もたえだえなイヌが手術を受けている。このイヌの名前はレンゼ。飼い主の洪(ホン)さんは、愛犬を一心に見守りながら言う。「レンゼは泥棒に切られた」と。レンゼは洪さんが4年前から飼っているごく普通のペット犬だ。8月23日の午後、洪さんが仕事から帰った時自宅のドアが開いており、ドアの鍵が破壊され錠が落ちているのを見て驚いた。泥棒だと思い家に入ると、案の定室内が散らかっている。引き出しに入れておいたアクセサリーはなくなっていたが、本棚に隠していた現金や銀行カードは無事だった。また机上のノートパソコンのコンセントが抜かれていたが、なぜかパソコンは持って行かれなかった。不幸の中の幸い、損失が思ったより少なかったことにやや安心した洪さんは、床の血痕に気が付いた。なんと愛犬のレンゼが血だらけになって悲しげに鳴いており、そのそばには包丁が落ちている。その時洪さんは真相を悟った。泥棒が侵入したとき、家を守るためにレンゼは懸命に戦ったのだ。怒った泥棒は包丁をとり、イヌを殺そうとした。そのため泥棒はゆっくり室内を物色できず、損失が少なくて済んだのだ。現在レンゼは病院で治療を受け、警察はこの事件の犯人を捜査している。

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