<北京五輪・関連>開幕日出産希望、病院が「待った」―中国

Record China    2008年8月3日(日) 11時53分

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8月2日、北京五輪開幕日に合わせて帝王切開で出産を希望する妊婦が多いが、病院側が受け入れを拒否する可能性がある。写真は08年6月に海口市で誕生した「五輪ベイビー」。

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2008年8月1日、1日付の法制晩報は、北京五輪開幕日に合わせて帝王切開で出産を希望する妊婦が多いが、病院側が出産予約を拒否する可能性があると伝えた。

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中国では「8(バー)」は「発展」「発財(お金が儲かる)」などの言葉に使われる「発(ファー)」の発音と似ていることから縁起のいい数字とされている。それだけに、北京五輪開幕日の2008年8月8日に合わせて出産できないかとの問い合わせが各病院に殺到しているという。

これに対し、病院側は次のように諭している。

「出産予定日が8月8日の前後2日で、胎児の発育に影響がない場合に関しては、当日に合わせて帝王切開を行う場合もある。しかし、胎児が正常な状態である限り、時期を早めて出産することはできない」。さらに、「病院が一日に行える手術には限界があり、五輪開幕日を指定した出産予約に応じるのは基本的には難しい」と説明している。記事よれば、病院側は「8・8」出産が集中する恐れがあるため、臨時措置として医師数を増やす考えもあるという。

なお、北京市内の病院は医療スタッフを五輪競技会場に派遣する予定だが、通常の診察および予定されている手術への影響はないとしている。(翻訳・編集/SN)

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