中日青年科学者交流訪中団の壮行会が在日本中国大使館で開催

人民網日本語版    2017年11月28日(火) 11時0分

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中日青年科学者交流訪中団の壮行会が24日夜、在日本中国大使館で開催され、程永華大使や大使館の関連の責任者、文部科学省の伊藤洋一審議官、財団法人日本科学技術振興財団中国総合研究交流センターの有馬朗人センター長、JSTの沖村憲樹特別顧問などが出席した。

2017年度中日青年科学者交流訪中団の壮行会が24日夜、在日本中国大使館で開催され、程永華大使や大使館の関連の責任者、文部科学省の伊藤洋一審議官、財団法人日本科学技術振興財団(JST)中国総合研究交流センターの有馬朗人センター長、JSTの沖村憲樹特別顧問などが出席した。人民網が報じた。

程大使は挨拶の中で、「中国は今後、テクノロジーの研究開発への投資を拡大させ、イノベーションを通して、経済発展を促進する。その過程で、中国は世界の他の国とテクノロジーの分野の交流を一層拡大させる。日本は、中国の隣国で、重要な科学技術大国でもある。最近、中日両国の首脳が複数回会談を行い、双方が、今年が中日国交正常化45周年で来年は中日友好条約締結40周年であるのを機に、中日関係の継続的改善、良い方向への発展を促進させなければならないと指摘した。テクノロジーの分野の交流は、中日関係の重要な部分で、両国が今後、それを一層深く発展させることを願っている」と語ったほか、「日本・アジア青少年サイエンス交流計画(さくらサイエンスプラン)のサポートの下、14年以降、中国の若い科学者や学生6000人以上が日本を訪問している。これは、相互理解を深め、青年テクノロジー人員を育成するうえで、大きな役割を果たしている。今回の日本の科学者、科学関連の管理者の訪中を通して、双方の相互交流が深化され、さらに多くの出会いを通して、両国のテクノロジーの分野の協力が強化され、両国関係を改善する面で積極的な役割を果たすことを願っている」とした。

伊藤審議官は挨拶の中で、「さくらサイエンスプランに参加している多くの学生が実際に体験しているように、若い時の体験はとても貴重。今回の活動に参加する日本の若い科学者、科学関連の管理者は、中国の最先端の技術に触れることができるだけでなく、中国の文化や風習、習慣を学ぶこともできる」と語った。

有馬センター長は挨拶の中で、「皆さんには中国の大きな発展を実際に体験してもらいたい。中国にはたくさんの良い大学、良い施設があり、学生らも熱心に勉強している。中国の風力発電などの再生可能エネルギーの分野は、日本よりかなり進んでいる」と語った。

沖村特別顧問は挨拶の中で、「日中両国が互いに学び、参考にし合うことは、両国の未来にとってとても重要なこと。そのため、交流は不可欠で、皆さんが中国で充実した一週間を過ごすことを願っている」と語った。

中国科学技術部(省)の招きで日本の若い科学者や科学に携わる管理者が中国を訪問するのは、昨年に続いて今回で2回目。今回の参加者は昨年の78人から108人に増えた。訪中団は中国を1週間訪問する。(編集KN)

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