中国、アニメ映画「打ち上げ花火」PRイベントに岩井俊二監督が登壇

人民網日本語版    2017年11月27日(月) 19時20分

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岩井俊二監督の原作ドラマをアニメ映画した「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が12月1日に中国で公開されるのを前に、今月26日午後、中国伝媒大学でPRイベント「花火・告白大会」が開催され、岩井俊二監督本人も駆けつけた。

岩井俊二監督の原作ドラマをアニメ映画した「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が12月1日に中国で公開されるのを前に、今月26日午後、中国伝媒大学でPRイベント「花火・告白大会」が開催され、岩井俊二監督本人も駆けつけた。新華網が報じた。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は1993年、テレビドラマシリーズ「If もしも」の一作として放送され、今年アニメ映画化された。同作品の原作に関して、岩井監督は、「製作した際、若いころ、ある女性にひそかに思いを寄せていた時の甘酸っぱい気持ちを思い浮かべた」と説明した。同作品の少年たちが花火を見ながら、好きな女の子の名前を叫ぶシーンは、岩井監督の小学2年の時の「実体験」で、同作品には岩井監督自身が実際に経験したことがたくさん盛り込まれているのは興味深い点だ。岩井監督は、「あの時、好きな女の子がいたけど、恥ずかしくて告白できなかった。もし、昔に戻れるなら、映画のストーリーと同じように女性の先生に告白する」と、少し照れながら語った。

岩井監督は、「純愛青春映画の名手」と称されており、その作品は新海誠監督などの日本の若手映画人のほか、中国の韓寒、郭敬明、落落、饒雪漫などの青春文学作家の作風にも大きな影響を与え、多くの一般の中国人の間でも好評を博している。アニメ映画版のPRのために初めて、「純愛青春映画の名手」である岩井監督が中国を訪問したとあり、26日のイベントは大盛況となった。前日には寒い冬空であったにもかかわらず、大学生600人以上がチケットを手に入れるために、深夜から屋外に列を作ったほか、多くのファンも他の都市から駆け付けた。(編集KN)

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