2008年7月31日、北京五輪まであと1週間に迫った選手村で、オーストラリア五輪委員会（AOC）のジョン・コーツ（John Coates）委員長が、「開会式にはマスクを着用しない」方針を明らかにした。山東省の夕刊紙「斉魯晩報」が伝えた。

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コーツ委員長は取材陣に、「北京五輪の選手村は、私がこれまで利用した選手村の中で最もレベルが高い」と発言。ビーチパラソルや椅子を並べて選手達の憩いの場所を作ってもらったと述べ、その場所を「カンガルーボクシング広場」と名付けたエピソードも披露した。

また、開会式のマスク着用については、「医者から効果は薄いといわれている。見た目も良くないので、全員着用しない方針である」と述べた。代表選手のマスク着用をめぐっては、日本が建設現場用のマスク持参を決定するなど、各国で「大気汚染対策」が検討されている。（翻訳・編集/NN）