2008年7月31日、北京五輪開会式リハーサルの映像を「特ダネ」として放送した韓国のTV局SBSが北京五輪組織委員会に正式に謝罪した。北京のニュースサイト「国際在線」が報じた。

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韓国SBS北京五輪報道総合コーディネーターの金慶秀氏は同サイトの取材に対し、韓国連合メディアグループと同局代表がすでに北京五輪組織委に謝罪し、開会式リハーサルなどの関連映像はインターネット上からすべて削除したと話した。

韓国連合メディアグループのリーダーで、KBS放送の金顕哲総コーディネーターは「SBSの行為は不当で、処罰に値する」と批判。「今回の騒動はKBSとは関係ないが、我々グループの一員が行った行為に対し恥ずかしさを覚える。SBSはすでに北京五輪委の抗議を受け取っており、我々もSBSに対する処分を検討中だ」と話した。

IOCプレスコミッションの責任者も今回のリハーサル映像流出については驚きを隠せない様子。「開会式の暴露報道は、オリンピックの歴史上初。SBSの行為は国際慣例上守られてきたメディア間の『暗黙の了解』を裏切るものだ」と強く非難した。IOCも今回の事件を重視しており、SBSに対し何らかの制裁をあたえるか否か現在審議中とのこと。（翻訳・編集/本郷）