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30日、広州市の医療機関の調査によると、ここ3か月間で人工妊娠中絶手術を受けた女性のうち7割が26歳以下の未婚女性で、17歳から23歳までの若い女性が過半数を占めていた。写真は北京市内の産婦人病院。
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2008年7月30日、広東省広州市の医療機関が行った調査結果で、若い女性の妊娠と中絶が増加傾向にあることが明らかになった。広州市の「信息時報」と「大洋網」が伝えた。
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広州市産婦人科研究所が過去3か月に行った人工妊娠中絶手術の被施術者について調べたところ、5月に170人(うち99人が未婚)、6月に150人(うち81人が未婚)、7月現在で150人であった。このうち26歳以下の未婚女性が占める割合は7割を超えており、その内訳は17歳が1%、18歳から20歳までが14.7%、21歳から23歳までが37%、24歳から26歳が47%となっている。中には14歳の女子中学生が妊娠39週で来院したため、出産させるしかなかったケースも。
同じく広州市内にある広州医学院付属第三医院では、毎年1700人から2000人の女性が人工中絶手術を受けているが、大部分は未婚女性でその数は増加する一方だという。産婦人科医の多くが、「中絶手術は出血多量によるショックや子宮穿孔、感染症などのリスクがあり、内分泌異常や習慣性流産などによる不妊症を引き起こす可能性が高い」という事実を「中絶=手軽な避妊方法」と考えている若い女性たちに教える必要性があると考えている。(翻訳・編集/本郷)
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