<北京五輪・関連>大気次第で決まる通行規制も―北京市

Record China    2008年8月1日(金) 8時12分

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30日、記者会見で、北京五輪空気保障技術チーム長は「五輪期間中、大気の状態が極端に悪化した場合、より厳格な大気汚染コントロール措置をとる必要があるかもしれない」と述べた。写真は20日、ナンバープレート規制が実施された北京市内の道路。

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2008年7月30日、新華網の報道によると、北京国際メディアセンターで行われた記者会見で、北京五輪空気保障技術チーム長は「五輪期間中、大気の状態が極端に悪化した場合、より厳格な大気汚染コントロール措置をとる必要があるかもしれない」と述べた。

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北京とその周辺地区では6月に大気汚染環境改善事業を開始、特に20日にナンバープレートによる通行規制を開始して以来、空気の質が明らかに改善し、空気中の窒素化合物が48%減少している。

チーム長によると、北京の周辺300kmの範囲では汚染物質を排出する可能性のある企業を停止・閉鎖し、内モンゴル自治区等の植生を回復させ、周辺地区の防護林の造成を強化、「これらの措置により、北京の環境と大気の状態が大幅に改善された。」

さらに五輪期間中に出現する可能性のある極端な大気状況について言及。ナンバープレートの末尾1ケタが日付と合致する車両のみ走行を許可する等の措置を取る可能性もあると紹介した。これらの措置を実際に実施するかどうかは現在まだ確定しておらず、必要な際に政府が検討する、実行するとしても、3、4日程度だろうとしている。

また、環境問題の専門家は「大都市で数日の霧、曇り、土ぼこりの日や、排気ガス問題等が見られるのは驚くことではない」とし、人間の正常な活動に必要な安全ラインを満たせば過度に防衛する必要はないと語った。(翻訳・編集/YY)

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