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29日、日露戦争中に中国・旅順で沈没したロシア海軍太平洋艦隊の戦艦「ペトロパブロフスク」の捜索は、中国政府の許可が下りないためロシア側が延期を決定していたことがわかった。写真は05年、中国とロシアの合同軍事演習。
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2008年7月29日、日露戦争中に中国・旅順で沈没したロシア海軍太平洋艦隊の戦艦「ペトロパブロフスク」の捜索は、中国政府の許可が下りないためロシア側が延期を決定していたことがわかった。中国新聞社(電子版)が伝えた。
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ロシアの軍関連調査機関は、7月中に同戦艦の捜索を行う予定で準備を進めていたが、中国政府から許可が下りないとして延期を決定した。捜索を予定している遼東半島沖には中国の海軍基地があり、外国船の入港は禁じられている。ロシア側は「あくまでも捜索が目的であり、如何なる軍事機密にも触れるつもりはない」と訴えているが、交渉は難航しているようだ。
戦艦「ペトロパブロフスク」は日露戦争中の1904年、日本軍の機雷によって爆発、沈没した。これにより、太平洋艦隊司令長官だったマカロフ中将や著名な戦争画家、ヴェレシチャーギンを始め、およそ700人が戦死した。(翻訳・編集/NN)
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