<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・選手村オープン、空港は続々と北京入りするスター選手たち

Record China    2008年7月30日(水) 21時7分

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北京五輪期間中、200あまりの国と地域から選手・役員16000人がやってくる五輪選手村が27日、正式オープン。最初に入村したのは、バスケットボールの中国代表、ヤオミンなど中国選手団だった。写真は27日、選手村の開村式。

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北京五輪期間中、200あまりの国と地域から選手・役員16000人がやってくる五輪選手村が27日、正式オープン。最初に入村したのは、バスケットボールの中国代表、ヤオミンなど中国選手団だった。ヤオミンの登場によって、選手村は一時、騒然とした雰囲気となった。

開幕式は27日午前に行われた。朱色の鮮やかな幕が開き、盛大な音楽が流れる中、100人の子供たちが五輪マスコット「フーワー」の着ぐるみをまとって元気に登場。色とりどりの風船を空に放ち、選手村のオープンを祝った。

また式典には陸上110m障害のアテネ金メダリスト、劉翔やヤオミンら300人の選手・役員が参加した。情報によると、選手たちは8月6日に正式入村する予定だ。ちなみに、中国選手団のとなりには、日本選手団が滞在する。

また選手村のオープンにあわせ、各国選手団も続々と北京入りしている。

首都国際空港に今日最初に顔を見せたのは朝6時53分着のポーランド選手団。また11時前には、今大会初めてチャーター機に乗ってやってきたキューバ選手団が到着した。そして午後、4時過ぎには米国選手団、ニュージーランド選手団が次々にゲートをくぐってきた。米国の選手たちは一様に長旅の疲れを見せ、ロビーにへたり込む選手もいたが、たまたま居合わせた市民らにサインをするなど、リラックスした表情を見せていた。

出口には「オリンピック専用道」が設置され、普通ならば、出迎えの人たちが並ぶ長い道のりを歩かなければならないにもかかわらず、選手たちは直接、ロビーに入ってこれるようになっている。一部、チャーター機が使われる以外は、ほとんどが一般の乗客と一緒に北京入りしている選手たちだが、初日は特に混乱等はなかったようだ。

選手もやってきた。待ちに待った北京五輪、いよいよ本番だ…。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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