<中華経済>安い燃料求め、外国籍船舶の中国での給油増加―中国

Record China    2008年7月29日(火) 18時42分

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29日付第一財経日報によると、中国の税関総署は28日、国内の石油製品価格が国際価格を大きく下回っていることを背景に、中国の港で燃料を補給する外国籍船舶が相次ぎ、石油製品の輸出増加をもたらしているとする報告をまとめた。

2008年7月29日、29日付第一財経日報によると、中国の税関総署は28日、国内の石油製品価格が国際価格を大きく下回っていることを背景に、中国の港で燃料を補給する外国籍船舶が相次ぎ、石油製品の輸出増加をもたらしているとする報告をまとめた。

税関総署によると、国際慣例では、航行中の船舶が寄港先で燃料補給を要求した場合、港がこれを拒否することは不可能。南米の燃料高騰を受け、アジアと南米間を航行する鉱石運搬船や、パナマ籍船が中国の港で燃料補給を求めるケースが増えているという。

国内で石油不足が深刻化する中、中国政府は石油製品の国内供給確保を目的に、国営石油大手に石油製品の輸出抑制を指示しているものの、これらの外航船向け保税燃料油は輸出とみなされるため、石油製品の輸出量は増加を続け、減少がみられない。

税関総署によると、中国の08年1−5月の石油製品の輸出量は前年同期比0.2%増の647万9000トン。5月単月に至っては前年同月比34.5%増の163万9000トンに達した。中でも燃料油の輸出は1−5月で前年同期の2.2倍の251万9000トンと、石油製品輸出全体の38.9%を占めた。(翻訳・編集/HI)

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