モンゴルの草原をわたる風で大規模発電―内モンゴル察右中旗

Record China    2006年8月24日(木) 18時10分

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広大な草原で風力発電所の羽が回っている光景には、シュールな絵画のような趣がある。

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2006年8月23日、内モンゴル中部に位置する察右中旗(ツァユウゾンチ)地域の輝騰鍚勒(フイデンシレイ)草原の光景。数百の風力発電機が回転している中、放牧民が草原でのんびりと放牧をしている。ここでは現在、世界的規模の風力発電所の建設が進められている。短期計画で20万kw規模の発電機器を組み立て、長期の計画では120万kwの電気を発電する予定となっている。ここで作られた電力は主に北京、天津などの華北地域に送電されることが決まっている。2010年以降、ここは新疆の達坂城(ダバンツン)にある発電所を越え、中国最大の風力発電所になることが予想されている。 内モンゴル自治区では風力発電が盛んで、その発電量は中国最多の26.2%となっている。調査の結果、内モンゴル地区における風力エネルギーの開発と利用は、自然環境の状態を改善することが分かっており、天津、北京、唐山地区に安定した送電ができると期待されている。 2008年の北京オリンピックが近づくにつれて、北京に最も近い風力発電所として、内モンゴルの風力発電所はさらに大きな力を発揮することになる。

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