殲10のドバイ初飛行 専門家「環境適応性を検証」

人民網日本語版    2017年11月23日(木) 6時40分

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2回の検証飛行と3回の正式なアクロバット飛行は、全て申し分のない成功を収めた。

2回の検証飛行と3回の正式なアクロバット飛行は、全て申し分のない成功を収めた。4機、5機、6機編成による19の飛行動作は、素晴らしいものだった。中国空軍八一アクロバット飛行隊の「殲10」6機がこのほど初めてドバイでアクロバット飛行を披露し、喝采を浴びた。科技日報が伝えた。

空軍専門家の王明亮氏は科技日報の取材に「八一アクロバット飛行隊によるドバイでのパフォーマンスは、中国の精神とパワー及び中国空軍の立派なイメージを国内外に示すだけでなく、殲10の環境適応性を検証する意図もある。中国空軍が『海外展開』戦略を積極的に推し進めるうえで一定の意義がある」と指摘した。

八一アクロバット飛行隊は殲10量産化に伴い、2009年の国慶節(建国記念日)軍事パレード以降、全機を中国独自開発の最新世代戦闘機・殲10に替えた。これにより八一アクロバット飛行隊は、第3世代機を装備する世界でも数少ないアクロバット飛行隊の1つとなった。

今回のドバイでの飛行は、2013年のモスクワ国際航空ショー、2015年のランカウイ国際海事航空展、中国タイ空軍合同訓練「鷹撃-2015」閉幕式に続く、世界的舞台でのパフォーマンスだ。国産第3世代機を使用した頻繁なパフォーマンスは、第3世代機の生産、パイロットの育成、戦闘機の数がすでに成熟したことを示すのだろうか?

王氏の答えはイエスだ。「八一アクロバット飛行隊が殲10を使用してパフォーマンスを行うのは、中国の殲10の数がすでに一定の規模に達し、かつ増加し続けていることを示している」と述べた。(編集NA)

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