<北京五輪・関連>規制後に交通量25%減、一部に渋滞悪化も―北京市

Record China    2008年7月29日(火) 17時58分

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26日、北京市交通管理局は今月20日から実施しているナンバープレートによる交通規制の結果、市内の主要幹線道路の交通量が実施前と比べ25%の大幅な減少となったと発表。写真は21日の北京市内。

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2008年7月26日、北京市交通管理局は25日に開いた「北京交通保障および環境保護に関する記者会見」の席上、今月20日から実施されている交通規制の効果が顕著に現れていると発表した。地元紙「北京晨報」が伝えた。

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7月20日からパラリンピック終了後の9月20日まで、北京市内では一般車両のナンバープレートを奇数と偶数に分けて1日置きに走行を禁止する交通規制を実施。だが二環路(北京市最初の高速道路)の渋滞は解消されず、一部区間では渋滞がさらに悪化する結果に。この状況について同交通管理局の王立(ワン・リー)副局長は、「確かに二環路の一部区間では依然として渋滞が続いている」と認めながらも、「今月20日から24日の間、北京市内の主要幹線道路の日平均交通量は、実施前の7月1日と比較すると25%も減少した」と発表。このほかにも渋滞は74%減り、交通事故報告件数も同比で46%も減少したとの報告もあった。

北京市交通管理局はさらに、今後何らかの交通問題が発生した場合には市民の生活を第一に考えて対応すると明言。車両交通規制で地下鉄が連日大混雑している問題については、システムと設備面を強化して安全、正確な運行の確保に努めると話している。(翻訳・編集/本郷)

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