2008年7月26日付の新華報業網は、21日に起きた雲南省昆明市の路線バス連続爆破事件で、インターネット上に事件への関与をほのめかし、同様の爆破事件を起こすとの虚偽の書き込みをした青年が、警察当局に逮捕されたと伝えた。

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逮捕されたのは、湖北省出身の青年（23歳）。両親とともに江蘇省揚州市で野菜売りをして生計を立てていた。揚州市公安局は23日、「某有名サイトに、爆破事件に関与したと称する人物から、爆破予告があった」との通報を受けて調査を開始。IPアドレスなどから住所を割り出し、青年を逮捕した。警察が踏み込んだ時、青年はネット上に爆破事件についての書き込みをしている最中だった。

青年は、報道をとおして容疑者が逮捕されていないことを知り、ネット上で注目を浴びたいばかりにこのような狂言をしたと供述している。市公安局は24日、虚偽の情報を吹聴し、世間を不安に陥れた罪で青年を刑事拘留に処した。記事によると、青年は逮捕後も「世間を騒がせることができて、面白かった。法に触れたとは思っていない」などと述べ、反省の色はないという。（翻訳・編集/SN）