中国の小売業界がモデル転換、ネット・ビッグデータと融合―中国

環球網    2017年11月25日(土) 5時10分

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より多くのオンライン企業はデータと技術的な優位を発揮して実際の店舗を配置し、オンラインとオフラインを対立から融合や協力に向けて発展させ、小売業界に大きな変革をもたらした。写真は北京市。

無人スーパーやネット注文後の迅速な配達、自動納付やスマホ決済など、より多くのオンライン企業はデータと技術的な優位を発揮して実際の店舗を配置し、オンラインとオフラインを対立から融合や協力に向けて発展させ、小売業界に大きな変革をもたらした。インターネット、ビッグデータと実体経済の深い融合は、新たな成長点を形成させている。

▽オンラインとオフラインでのアップグレードを体験

「盒馬鮮生」はデータと技術によって駆動されている小売プラットフォームだ。現地で海鮮を購入し、重さを量り、加工方式を選んだ後に注文したばかりの海鮮を味わうことができる。「盒馬鮮生」は世界数十カ国からの輸入食品を有しており、海外で直接購入という方式により、新鮮さを保つだけではなく、低価格化も実現できたのだ。

「盒馬鮮生」の店舗から3キロ範囲以内に住んでいる場合、注文すると、最速で30分以内に受け取ることができる。

「盒馬鮮生」の創業者からすると、オフラインのキャッシュフローをオンラインにシフトできるのは新しい小売業界の最大の価値だ。

「消費のアップグレードとともに、新しい小売業界が引き続き発展し、オンラインとオフラインを深く融合させる。将来的にはそれが小売業界の主流業態になると望まれている」。中国電子商務研究センターの主任は、「ビジネスモデルは小売企業の核心競争力と持続可能性を決め、『新小売』モデルは消費者により良い消費体験を提供する。伝統的なネット通販や実店舗に比べた競争力は明らかに優勢」と見ている。

▽知能化作業、簡単で高効率

最短30分以内に貨物を無料で届けさせるために、盒馬は輸送プロセスの一つ一つの時間を精確に計算している。例えば、ピッキングは3分以内にコントロールする。注文した商品の内容や、予約時間、消費者の位置、配送ルートによって自動的に輸送する貨物のリストと配達員をマッチングさせ、その後貨物は3分以内に整理され、最後に配達員に20分以内に届けさせる。

さらに、普通の小売店と違い、商品の店舗到着、ピッキング、パッキング、配送などの任務は全て知能化設備によって補助され、エラー率は極めて低い。

北京通州の万達広場の京東の家では、「顔識別」で会員になれる。店で消費するにつれ、店は消費者の好みに合わせて商品の種類を変化させていく。違う店に行くと、その店の商品はまた違ってくる。まさに「違う店には違う内容」、店ごとが当該地区の消費者の好みに基づき、商品を陳列させている。

このようなショッピング体験は、科学技術なしには実現不可能である。知能的な計算はすでに商品の調達、売り出し、物流などにおいて幅広く利用され、インターネットにより、伝統的な小売業に大きな変化をもたらした。

商務部流通発展司の「中国小売業発展報告」によると、将来小売業はインターネット、ユビキタスネットワーク、人工知能およびビッグデータをベースにするデジタル化によりバーチャルとリアルがさらに融合し、伝統的な小売業は空間的・時間的制限をさらに破り、消費者は地域、時間、店などの制限を受けなくなる。小売業は、輸送ルート、商品の種類、時間、体験などの面で新たな形をとり始める。

▽小売業者を支援、サプライヤーにサービスを

品類単一、均質化問題の深刻さ、商品の品質が保証できない、偽造が横行する、ローエンド商品、大都市におけるブランド品の欠如、ディーラーによる物価吊り上げ、供給システムの混乱、注文の数が少ないために発生する配達遅延など、数多くの経営上の問題に中小規模の小売業実店舗は気付くようになった。

今までは、メーカーが分級代理で小売業者とつながるのが一般的だった。つまりメーカーは各級の代理商を通して製品を出荷し、最後に小売商で売り出すことになっていた。しかし、中国の広い国土と複雑な市場状況のため、ほとんどのメーカーでは大量の代理商が必要とされている。

代理商の等級はまちまちであり、経営者は第三者、それゆえメーカーが迅速に小売商から肝心な販売情報や消費者の反応を得ることはほぼ不可能である。この不透明な経路が膨れ上がっていき、また管理が難しく、相互作用も働かないなどの問題は業界全体が抱えている問題である。

京東の「新通路」、アリババの「リテールリンク」と「農村タオバオ」はこの問題の解決のために開発された。インターネットを通して、伝統的な商品流通チャネルにおける大量の手順を省くことができた。

「われわれは決して単なるオンラインからオフラインへの拡張作業をしているわけではありません。われわれが求めるのは小売商店の提供者が小売業のインフラの提供者になって、消費者と提携会社の利益を最大化することだ」と京東集団の副総裁および3C事業部総裁の胡勝利氏は述べた。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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