<北京五輪・関連>テロ組織を摘発―上海市

Record China    2008年7月25日(金) 14時26分

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24日、北京五輪の競技が開催される上海市で、テロや五輪阻止活動から競技場や選手滞在地などを守るセキュリティ対策が早くも発動している。写真は上海体育場。

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2008年7月24日、北京五輪の競技の一部が開催される上海市で、テロや五輪阻止活動から競技場や選手滞在地などを守るセキュリティ対策が早くも発動している。地元当局は、すでにテロ組織の摘発も果たしているようだ。東方早報の報道。

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23日に開催された「北京五輪における上海地区サッカー競技に関する安全対策」記者発表会で語られたところによると、地元警察は周到な情報収集工作と捜査活動によって、市内に存在するテロ組織を1件、既に摘発済みであるとした。それでも国際テロ組織が「上海襲撃」を宣言するなど、競技場や選手滞在地、その周辺地域における有事リスクは完全に消滅したわけではないが、安全指数としては比較的落ち着いた状態にあるという。

現在、上海市ではサッカー競技の開催される上海体育場のほか、主要繁華街や空港、駅などで安全対策を強めており、場合によっては市民に身分証提示や荷物検査なども実施している。また、競技場付近を通過する38路線、1600台のバスでは私服警官によるパトロールが始まっている。さらに、市公安局や社会治安総合管理委員会の決定により、内外のテロ組織、新興宗教集団などによる五輪阻止行動や傷害事件などについて有効な通報を行った市民に対しては、1万元(約15万円)〜50万元(約750万円)の報奨金を支給することになっている。(翻訳・編集/愛玉)

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