チベット最大の祭り、ショトゥン祭開幕―チベット自治区ラサ市

Record China    2006年8月24日(木) 14時35分

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巨大なタンカの開帳式が行われた。ショトゥン祭りはこのために「仏を陽にさらす日」とも呼ばれる。

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2006年8月23日、チベット仏教最大の祭典であるショトゥン祭(雪頓節)が行われた。朝、主会場であるチベット最大の僧院・ラサ(拉薩)のデプン寺(哲蚌寺)で、巨大なタンカ(チベット仏画)の開帳式が行われ、チベット全土からたくさんの僧侶とチベット族が訪れた。ショトゥン祭の「ショ」はヨーグルト、「トゥン」は宴を意味する。伝説によると14世紀、ツォンカパ(喀巴)の宗教改革によって創始したゲルク派(黄帽派)の戒律は厳格で、僧侶はチベット暦の4月から6月まで室内にこもって読経するヤルネという修行をしなければならなかった。6月末にヤルネが終わると、僧侶たちは次々に山を下り、家に帰る途中で村人に供されたヨーグルトを飲み、歌ったり踊ったりして開放感を楽しんだ。その後次第にショトゥン祭の活動がチベット伝統劇の出し物になっていったため、この祭りは「チベット劇祭」とも呼ばれる。祭り当日にはチベット各地から劇団や文芸団体が集まり、ラサで華やかな公演やコンクール等が開催される。

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