<北京五輪・関連>「警備が厳しすぎてお祭りムードない」、市民が不満―中国

Record China    2008年7月26日(土) 8時32分

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23日、北京五輪組織委員会の劉紹武・安全保障部部長は記者会見で、多くの市民から「安全保障措置が厳しすぎる」と指摘されている件について「歴代開催地の慣例に従っているだけ」と述べた。写真は北京の駅周辺をパトロールする警官達。

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2008年7月23日、北京五輪組織委員会の劉紹武(リウ・シャオウー)安全保障部部長は記者会見で、多くの市民から安全保障措置が厳しすぎると指摘されている件について「歴代開催地の慣例に従っているだけ」と述べた。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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オリンピックを控えた北京ではお祭りムードは一切なく、外国人への入国規制でホテルはどこもガラガラ。観光客が来ないため、多くのレストランは閉店に追い込まれている。北京在住の地方出身者は仕事にあぶれ、一旦北京を離れたら最後、再び戻ることは許されない。そのため、市民の間からは「オリンピックのお祝いムードがなくてつまらない」という不満の声が多く聞かれるようになった。

これに対し劉部長は、「これまで北京の安全環境は非常に良かったが、今度の五輪では大勢の選手やマスコミ関係者が一気に押し寄せる。その中にテロリストが紛れていないという保証はない。だからこそ、最高レベルの安全保障措置を取る必要があるのだ」と述べ、理解を訴えた。(翻訳・編集/NN)

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