「なぜそこで夢中に?」博多座で観劇した韓国人が日本人客の行動に仰天=韓国ネット「絶対嫌だ」「韓国の方が進んだ文化」

Record China    2017年11月23日(木) 6時50分

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20日、個人の日常の話題などを取り上げる韓国のオーマイニュースで、ある韓国人の福岡旅行でのエピソードが紹介された。資料写真。

2017年11月20日、個人の日常の話題などを取り上げる韓国のオーマイニュースで、ある韓国人の福岡旅行でのエピソードが紹介された。

日本語はあまり得意ではないが、福岡は再訪ということもあり、今回は博多座で観劇にチャレンジしたという旅行者。休憩含め3時間続く舞台に備え、開演を前に劇場近くのラーメン店で急いで軽い食事を済ませた。そして開演の30分ほど前に博多座に入ったところで、ロビーが「修羅場」と化していることに驚いたという。ロビーじゅうに弁当や菓子、劇場グッズを売る店が並ぶ中、大勢の客が熱心に買い物をしているのだ。

「これから劇場に入るというのに、なぜ夢中になって食べ物を買っているのか?」旅人が抱えた疑問は、幕間に設けられた30分の休憩時間に解消した。3階の客席から1階を見下ろすと、客が持ち込んだ弁当などを取り出し、にぎやかに食べ、休憩を楽しんでいる様子が見えたという。そこで、ラーメンのおかげでまだお腹は空いていなかったものの「何か食べなければ」と思い立ち、急いで自分もあんパンとお茶を買い客席で食べたそうだ。

豪華で格式高い雰囲気の劇場内で客が弁当を食べる光景は旅人にはカルチャーショックだったようで、「劇場内で何も食べられないだけでなく、水すら持ち込めない」韓国の劇場と比べて考えるようになったそう。そして、これまで自分がこだわり続けてきた「礼儀」や「マナー」はどこからきたものか疑問に感じ、これからはもっと自信を持ってその時々を楽しもうと決意。今度、博多座に行く時は「絶対に一番おいしい弁当を買おう」と心に決めたという。

この旅人の告白に韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、日本の劇場文化に感心したような旅人の発言には「共感できない」といった反応が多いようだ。「そういう自由は市民意識が伴ってこそ完成する」として韓国と日本とでは事情が違うという意見や、「他国の文化についてとやかく言いたくはないが、劇場で物を食べないというマナーを守るのは正しいこと」「国によって国民性も文化も違う。旅行はその違いを感じるためにするものだ」との声が多くの同意を得ている。

また、劇場で弁当を食べるという行為自体についても「うらやましがるのはどうかと思う」「まったくまねしたくない」との意見が多く、「絶対嫌だ。食べ物のにおいはどうするんだ?」「韓国に導入したら、お芝居の途中で食べる人が出てくるはず」「食べ物の持ち込み禁止の方が進んだ文化だと思う」など否定的な声ばかりが寄せられた。(翻訳・編集/吉金

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