<中華経済>08年GDP成長は9.9%に減速、ADB報告―中国

Record China    2008年7月24日(木) 9時5分

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23日付東方早報によると、アジア開発銀行は22日、中国、東南アジア諸国連合など東アジア地域(日本は含まず)を対象とした08年上半期版「アジア経済観測」を発表し、中国の08年のGDP(国内総資産)成長率を9.9%と予想した。

2008年7月23日、23日付東方早報によると、アジア開発銀行(ADB)は22日、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など東アジア地域(日本は含まず)を対象とした08年上半期版「アジア経済観測」を発表し、中国の08年のGDP(国内総資産)成長率を9.9%と予想した。前年の11.9%から2ポイントの減速となる。

人民元高の進行、金融引き締め策、輸出減退などを減速要因に挙げ、09年の成長率も9.7%を予想した。

日本を含めない東アジア経済体(中国、韓国、ASEAN)の08年のGDP成長は前年の9.0%を下回る7.6%を予想。燃料と食品価格に明らかな下落がみられないなか、インフレ圧力が増大すれば消費落ち込みを招き、人件費、物価高を引き起こすとの見方を示した。

また「アジアの穀物安の時代は終わった」とも警告。現在の穀物価格の高騰は一過性の要素を含んでいるものの、長期的な需要拡大を見越したものでもあると指摘した。さらに、中国、タイ、ベトナムの穀物輸出制限や、フィリピンの一部消費者のコメ買い占めも価格高騰の背景にあると報告した。(翻訳・編集/HI)

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