連日の猛暑で熱中症、水族館のアザラシ3頭が死亡―湖北省武漢市

Record China    2008年7月19日(土) 20時36分

拡大

18日、湖北省武漢市の水族館で飼育されているアザラシ3頭が熱中症で死亡したことが明らかになった。写真は同水族館。

(1 / 8 枚)

2008年7月18日、湖北省武漢市の水族館で飼育されているアザラシ3頭が熱中症で死亡したことが明らかになった。新華社が伝えた。

その他の写真

5頭のアザラシが福建省福州市から湖北省武漢市の水族館「東湖海洋世界」に来館したのは今年3月。当時、アザラシ館を建設し、5月1日前後にアザラシとアシカを移す計画だった。しかし、業者との話し合いが決裂し、計画は頓挫。そのため、アザラシたちは屋外のプールに身を寄せていた。水族館側は日除け用のネットを張り、プールに氷を入れるなどで暑さ対策を取っていたが、7月12〜14日の間に4頭が熱中症にかかり、3頭が相次いで死亡した。

一命を取り留めたのは、生後1歳に満たない「駝子(トゥオズー)」。病院に運ばれたのは15日。院長によれば、トゥオズーの体温は38.4度(正常体温は人間とほぼ同じ)に達し、肺水腫など熱中症特有の症状が出ていたという。2人の看護師が付き添い、濡れタオルで身体を包み、冷たい水をかけ続けた。3日後、点滴などの治療でトゥオズーは回復。17日午後、水族館側はトゥオズーと残る1頭のアザラシをウミガメ館に、3匹のウミガメを屋外プールに移した。(翻訳・編集/SN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携