2008年7月17日、米メディアによると、米太平洋軍司令部のキーティング司令官が、台湾への武器輸出を暫時凍結する方針を示した。新華社の報道。

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同司令官は16日、米ワシントンでの講演で「現在のところ、米国政府は台湾への武器輸出をとくに計画していない」と発言し、一時的に台湾への武器輸出を停止することを示した。背景には、中台関係の緊張緩和があるとしている。また同氏によると、今後も米国政府は台湾を支援していく立場を崩しておらず、「台湾防衛を確約する」とした。

米国では、政府による武器の対外輸出案は国会への通知と承認が義務付けられているが、現地メディアによると、今回の輸出凍結についてはまだ国会への通知を行っていない模様。(翻訳・編集/愛玉)