韓国の音楽アワード、中国の「敏感な問題」に触れボイコットに遭う―香港メディア

Record China    2017年11月16日(木) 15時10分

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韓国の音楽祭「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」が間もなく開催されるが、思いもよらぬトラブルを引き起こし、中国のネットユーザーからボイコットが呼びかけられている。写真はソウルの韓流ショップ。

2017年11月15日、香港メディア・鳳凰新聞によると、韓国の音楽祭「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」が間もなく開催されるが、思いもよらぬトラブルを引き起こし、中国のネットユーザーからボイコットが呼びかけられている。

MAMAは1999年からスタートしたアジア最大規模の音楽祭で、2010年からは海外でも開催され、2017年はベトナム(11月25日)、日本(11月29日)、香港(11月30日〜12月1日)で共同開催されることになっている。公式サイトは各言語で設けられ、ノミネーションの投票ページも開設された。

ところが、国別の投票状況を示すページで香港や台湾が「国」として扱われており、中国の主張する「1つの中国」という原則が無視されていることを知った中国のネットユーザーが激怒。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には、「MAMAは中国から出て行け」、「中国は一つしかない。国土を守ろう」など、反発の書き込みが次々に掲載されたという。中国政府は「『一つの中国』は自国の核心的利益である」とし、諸外国にも同調を強く求めている。

MAMAを主催するCJ E&M株式会社からはいまだコメントはなく、投票ページも修正されていないという。(翻訳・編集/岡田)

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