<北京五輪・関連>緊急事態に備え、手術体制を調整へ!―中国

Record China    2008年7月18日(金) 7時28分

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16日、中国衛生部は五輪期間中の不測の事態に備えるため、北京市など競技開催都市に対し、十分な輸血用血液を確保するとともに、大量に輸血を必要とする手術や緊急性のない手術などは時期を調整するよう通知した。資料写真。

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2008年7月16日、中国衛生部は五輪期間中の不測の事態に備えるため、北京市など競技開催予定の都市に対し、十分な輸血用血液を確保するとともに、大量に輸血を必要とする手術や緊急性のない手術などは時期を調整するよう通知した。「京華時報」が伝えた。

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また、常に一定量の血液を確保するため、あらかじめ献血予定者を募り、特に希少性の高いRhマイナス型血液の献血予定者に対しては十分な管理を行い、期間中の血液供給能力を確保するよう求めている。

なお、衛生部によると、今回の措置は次の4点を考慮したとしている。

1.不測の事態などが発生した場合、生命の危機に瀕している病人や重傷者から優先的に対応することは国際的な救急医療の慣例となっている。

2.手術時期の選択が可能な状態の患者ならば、たとえ1、2か月手術を延期したとしても病状に特に影響を及ぼすことはない。

3.手術時期調整の指示は、市民より選手優先ということではなく、期間中は選手以外にも多くの外国人旅行客や旅行客が北京市を訪れるので、これに備えるため。

4.今回の通知は1種の準備に過ぎず、具体的にどの手術を延期・調整の対象にするかは、状況を見て判断する。(翻訳・編集/HA)

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