<地球温暖化>氷河消失で付近住民の飲み水が不足、人口降雪で解消図る―甘粛省

Record China    2008年7月17日(木) 8時3分

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16日、中国青海省と甘粛省を跨ぐ「祁連(きれん)山脈」の氷河が地球温暖化の影響で大幅に消失、223万人の飲み水が不足する事態となっている。写真は夏の「祁連山脈」。

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2008年7月16日、中国青海省と甘粛省の間を標高4000m級の山々が連なる「祁連(きれん)山脈」は2000を超える氷河を有し、その雪解け水は付近の貴重な水源となってきた。ところが地球温暖化の影響でこれらの氷河が大幅に消失し、223万人の飲み水が不足する事態となっている。中国広播網が伝えた。

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この「祁連山脈」は古くから「河西回廊の生命線」と呼ばれ、主峰の「祁連山」は、唐代の有名な詩人・李白の詩にも登場する。ところが地球温暖化の影響で近年、氷河が急速に溶解し、この「生命線」に危機が訪れている。専門家は、このままのペースでいくと面積が2平方キロメートル以下の小氷河は、2050年までにほとんど消滅すると警告する。

中国気象局の鄭国光(ジョン・グオグワン)局長によると、88年当時と比べ、氷河の面積は約30%も減少した。万年雪が積もっている部分との境界線である「雪線(せっせん)」は、毎年平均2〜6.5m、最も深刻な所では毎年12.5〜22.5mもの速さで上昇している。そのため雪解け水が減少し、周辺の3市7県およそ223万人の生活用水などが深刻な不足に直面しているという。

この緊急事態を受けて、一帯では現在、人口降雨・降雪を降らせる実験が続けられている。成功すれば水資源の確保に大きく貢献するとして、期待が寄せられている。(翻訳・編集/NN)

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