2008年7月16日、16日付第一財経日報によると、広州税関はこのほど、広東省の08年1−6月の鋼管輸出が前年同期比31．2％減の18万トン、金額にして39．8％減の2億1000万米ドルだったと発表した。

月ベースでみても2月を除いた残り5カ月は軒並み大幅に減少。中でも6月は前年同月比66％減の2万トンと、07年以降の最低水準となった。

税関職員によると、米国とEU（欧州連合）の中国製鋼管に対する反ダンピング措置が輸出減をもたらした要因。米国向けは74．5％減の1万8000トン、EU向けは84．7％減の2000トンに落ち込んだ。またこの影響で対米輸出の経由地である香港向けも3万5000トンと前年同期を38％下回った。（翻訳・編集/HI）