韓国の「独島エビ」「慰安婦ハグ」戦略、背後に中国あり?―米華字メディア

Record China    2017年11月14日(火) 14時10分

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13日、米華字メディア・多維新聞は、韓国が中国との関係改善に向けて動き出し、中国への手土産と思われる行動を立て続けに起こしていると報じた。資料写真。

2017年11月13日、米華字メディア・多維新聞は、韓国が中国との関係改善に向けて動き出し、中国への手土産と思われる行動を立て続けに起こしていると報じた。

13日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に関わったとされる元国防部長官の金寛鎮(キム・グァンジン)が軍刑法の政治関与容疑などで逮捕された。

7日にはトランプ米大統領が韓国を訪問した際の夕食会で「独島(竹島)エビ」を提供した。夕食会には日韓慰安婦協議に反対する元慰安婦も招待され、トランプ大統領と抱擁を交わしている。

また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は海外メディアのインタビューで、「北朝鮮の核を理由に日本が軍事大国化するのは望ましくない」と発言した。

記事は、「中国が反対するTHAADがらみの元官僚を逮捕し、日本に対する攻撃的な言動を見せる韓国だが、中国からは関係改善に向けた明確な動きはいまだ見えていない。それどころか、文大統領の年内訪中が決まったにもかかわらず、中国ではまったく報じられておらず、『11月中の韓国外相の訪中を歓迎する』と中国政府が発表したことしか伝えられていない」とした。

そのうえで、「中国が韓国に求めているのは、その場しのぎのポーズなどではなく、THAADのような大局に影響する懸案を再び発生させない根本的で長期的な視野に立つ制度や計画だ」と指摘。「しかし、文在寅大統領はそうした中国政府の戦略的な意図を理解できていない」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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