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15日、山西省太原市の小学校で、殺菌消毒用に設置されていた「紫外線ライト」を教師が誤って点灯し、4年生の児童68人が2〜4時間にわたって紫外線を浴びるという事件が起こった。児童たちには、視力低下、皮膚のただれなどの症状があるという。資料写真。
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2008年7月15日、山西省太原市の私立小学校で、殺菌消毒用に設置されていた「紫外線ライト」を教師が誤って点灯し、4年生の児童68人が2〜4時間にわたって紫外線を浴びるという事件が起こった。児童たちには、視力低下、皮膚のただれなどの症状があるという。地元の夕刊紙「山西晩報」が15日付で伝えた。
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私立小学校にあたる「双星訓練学校」の4年1組と2組では、曇天のため薄暗い教室を明るくしようとそれぞれの担任教師が電灯を点けた。だがこの時、「紫外線ライト」のスイッチまで一緒に入ってしまう。2つのスイッチは隣同士で、見分けがつかないくらい形状がそっくり。教師は結局そのまま紫外線の点灯に気付かず、1組は2時間、2組は4時間が経過した。児童達もそのまま下校。だが夜になって、児童らに視力が低下したり皮膚がただれたりといった症状が出始めた。
児童達は翌日、治療のため山西省人民医院に運ばれた。学校は2日間休校とし、教室の紫外線ライトも全て撤去。だが、いまだに10人近い児童が学校を休んでいるという。この学校の校長は「全部自分の責任だ。紫外線ライトの存在を他の教師に周知していなかった」と述べ、児童の治療費を全額負担すると約束した。(翻訳・編集/NN)
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