大人が喜ぶ漫画展。明代の貴重な漫画も―北京市

Record China    2006年8月23日(水) 13時0分

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北京市で始まった「国家図書館中国漫画展」。明代から1980年代までの貴重な漫画が展示されている。

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2006年8月22日、北京市にある「国家図書館中国漫画展」が、国家図書館の展示ホールで期間1か月の予定で開催された。午前10時、簡単な開幕式の後で展示ホールに入った見学者の平均年齢は35歳。その中のある男性は、自分の息子と一緒に見学に来ている。「見ろ、すごいぞ。明の時代の漫画だ」。父親は子どもの腕を引っ張って、連続絵物語を展示しているガラスケースの前に連れて行き、今回の最も貴重な展示物である、明代(1368〜1636年)に描かれた「孔子聖跡図」を指していう。「だけど僕は、やっぱり『ウルトラマン』の方が好き。」と、子どもはちょっとさめた顔だ。

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専門家の説明によると、2002年に国家図書館で6箱、全部で4万種類もの漫画を所蔵していたことが判明した。これらの漫画はほとんど読者に供覧されたことがなく、そのため保存状態は非常に良いという。今回はそのうちの500種類、明代から1980年代までの貴重な漫画を精選し、公開する運びとなったもの。

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