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14日、中国のポータルサイト・今日頭条に、なぜ日本ではガスのメーターが外にあるのか、その理由について分析する記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はガスメーター。
2017年11月14日、中国のポータルサイト・今日頭条に、なぜ日本ではガスメーターが外にあるのか、その理由について分析する記事が掲載された。
記事は、日本の街中ではいたるところでガスメーターを見かけると紹介。中国とは異なり、日本のガスメーターは外に設置されていて、しかも伝統的な人による検針が行われていると伝えた。一方の中国は、遠隔検針が可能なメーターや、チャージ式のスマートメーターが採用されていて、正確な統計はないものの室内に設置されているケースがほとんどだという。
ではなぜ日本ではガスメーターが外に設置されているのか?記事によると、日本でも昔は室内にメーターがあったという。しかし、プライバシーや安全、検針の利便性などを考慮して、外に設置されるようになったと説明した。
また、日本ではガスメーターがガス会社の所有であるため、外に設置することは理にかなっているという。使用者はガスを利用するのであって、検針はガス会社のすることで使用者には関係のないことだとした。さらに10年に1度のメーター交換も無料で行われると伝えた。
一方の中国では、多くの家庭でICカードを利用したスマートメーターが使用されている。しかし日本ではいまだ試験段階であり、2018年から毎年10万世帯の規模で普及させていくことにしており、この点では「中国より遅れている」という。
これに対し、中国のネットユーザーから「中国では外に設置したら盗まれて売られてしまう」、「日本はガスを使ってからの後払い。だから検針が必要。中国は先に支払ってガスを買う」などのコメントが寄せられた。
また、「なんてきれいで整ったガスメーターなんだ。中国には電気メーターも水道メーターにも秩序がない」、「メーターがきれいに並んでいる。中国のマンションなんか、入居前からメーターがゆがんでいる」と、その設置の仕方に感心するユーザーも多かった。(翻訳・編集/山中)
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