これはバツが悪い!?韓国が日本との合同演習を拒否して米国とだけ合同演習―中国メディア

Record China    2017年11月14日(火) 12時40分

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14日、中国メディアの海外網は、「これはバツが悪い!韓国は日本との軍事演習を拒否し、米国とだけ演習」と題する記事を掲載した。

2017年11月14日、中国メディアの海外網は、「これはバツが悪い!韓国は日本との軍事演習を拒否し、米国とだけ演習」と題する記事を掲載。米軍が提案した日米韓の3カ国合同演習について、日本は同意したものの韓国が拒否し、米韓の2国間でのみ合同演習を行ったと伝えた。

記事は、「日米韓が参加する海軍の合同演習を朝鮮半島東部で行い、米軍は3隻の空母が参加することを計画していた。この計画について日本は同意したが、韓国側が拒否した」と伝えた。韓国国防部は9日、日米韓の合同軍事演習は行わないことを明らかにしたが、理由については説明していない。

韓国の政府関係者によれば、この決定は、韓国が高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備で関係が冷え込んでいた中国と合意した「日米韓安保協力は軍事同盟に発展しない」などの「3不」が関係している可能性がるという。韓国メディアは韓国軍関係者の話として、「国民感情も考慮した」と伝えている。

記事は、文在寅大統領が9月に訪米して国連総会に出席した際、日米の首脳と会談を行い、「米国は韓国の同盟国だが、日本は同盟相手ではない」と表明していたことを紹介。これは、日本が要求する日米韓軍事同盟は受け入れられないという意向を強調するためだという。

文大統領は3日にも、メディアのインタビューに応じた際、日米韓軍事同盟に発展するのは望ましくないと話していた。この発言は、外部の懸念を払拭(ふっしょく)することや、慰安婦などの問題が解決しない限り、日韓関係を軍事同盟関係にすることはできないことを示す意味があったという。

記事は、軍事同盟の核心は合同軍事訓練であり、演習時に自衛隊が韓国の領海や領空に入ることは、韓国国民には受け入れられないことだと指摘。韓国政府関係者も、米韓同盟は韓国の国民感情に符合しているが、日本との協力関係は限定的で、軍事同盟にまで発展するなら国民は受け入れられないと述べたと伝えた。(翻訳・編集/山中)

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