アパホテル予約再開?批判殺到の旅行サイトが回答「消し忘れでした」―中国

Record China    2017年11月14日(火) 9時50分

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14日、客室内に南京大虐殺を否定する本を置いたとして中国で批判が起き、中国の複数の旅行予約サイトで予約できなくなったアパグループのホテルについて、中国のネット上に「旅行予約サイトに復帰した」とする投稿があり、関心を集めているという。写真はアパホテル。

2017年11月14日、客室内に南京大虐殺を否定する本を置いたとして中国で批判が起き、中国の複数の旅行予約サイトで予約できなくなったアパグループのホテルについて、中国のネット上に「旅行予約サイトに(アパグループのホテルが)復帰した」とする投稿があり、関心を集めているという。

中国メディアの環球網が13日付で伝えたもので、それによると、中国の大手Q&Aサイトの「アパホテルの『南京大虐殺否定本は撤去しない、数カ月もすれば忘れる』という発言をどう見るか」という質問に対し、「(中国の大手旅行サイトの)チューナー(去●儿網、●=口へんに那)で『apa』というワードを検索したところ、東京と大阪のホテルの検索結果の中にアパグループのホテルがあった」という書き込みがあった。

これを受け、中国共産党の青年組織である中国共産主義青年団中央委員会の公式ウェイボーが13日、Q&Aサイトの投稿を引用し、「事件から10カ月たった今日、中国国内の旅行予約サイトがアパホテルの予約サービスを静かに開始した」と投稿すると、コメント欄にはチューナーを批判する書き込みが多数寄せられたという。

チューナーはこうした騒動を受け、Q&Aサイトの投稿にコメントする形で声明を発表。「調査の結果、アパホテル問題が報道されたことを受け、チューナーはアパブランドの70余りのすべてのホテルを即座にサイト上から撤去した。だが、投稿者が指摘した大阪と東京の二つのホテルは、サイト上に掲載する際にブランド名が記されなかったため漏れてしまった。現在は情報を補完し、この2ホテルも撤去した」と回答したという。(翻訳・編集/柳川)

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