2010年サッカーW杯、中国での代替開催が有力?―地元紙

Record China    2008年7月13日(日) 11時15分

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11日、国際サッカー連盟のプラッター会長は2010年のワールドカップを南アフリカで開催できない場合に備え、3か国に代替開催の可能性を打診していると発言。写真は今年6月、ワールドカップ予選に向けトレーニングする中国代表。

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2008年7月11日、国際サッカー連盟(FIFA)のプラッター会長は自然災害により2010年のワールドカップを南アフリカで開催できない場合に備え、3か国に代替開催の可能性を打診していると発言した。12日、成都晩報が伝えた。

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アフリカ初のワールドカップ開催国に選ばれた南アフリカだが、試合会場建設の遅れ、安全保障問題、交通インフラの不備、犯罪率の高さなど問題は山積みで大会開催の可否に疑問の声が上がっている。今月8日にはポートエリザベスの会場建設が間に合わず、プレワールドカップに当たる来年のコンフェデレーションズカップで使用されないことが発表されている。

プラッター会長は、代替開催を打診した3か国の名前を明かしていないが、イギリス、アメリカ、オーストラリアが有力視されている。しかし同一大陸でのワールドカップ連続開催は1度しか例がなく、2006年のドイツ、2014年のブラジルという日程からイギリス、アメリカは不利と見られる。オーストラリアはFIFAの基準を目指す会場が3つしかなく緊急の代替開催は困難だ。

そのため成都晩報は、中国での代替開催の可能性が高いと指摘した。4万人以上収容可能な会場が24か所あり、うち15か所は2004年以降に完成した新スタジアムと新たな会場建設の必要がなく、また、五輪開催の経験からも最高の条件を備えているという。ワールドカップアジア3次予選で敗退した中国代表が開催国枠を得ての奇跡の逆転出場がなるのか、期待が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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